2025年度入試・進路の結果と特徴

今春卒業の77期生(共学10期生)を中心とする2024年度卒業生は、大学進学の指向性が強く、結果4年制大学合格率は過去最高の79%と、ほぼ8割に達したことが大きな特徴です。
また、国公立大学の合格者数は2年連続で20名を超え、21名の合格となりました。
特に大阪大に4名、神戸大学に1名と難関国立大学に5名が合格し、過去にない実績となりました!
和歌山大には6名、金沢大、徳島大、福岡県立大など、全国各地の国公立大学に多数合格が出ました。
また例年文理特進Ⅰ類が中心でしたが、今年は文理特進Ⅱ類コースから和歌山大学1名を含む、4名の国公立大学合格者が出ました。
首都圏難関私大には、今年も上智大、東京理科大に合格、中央大学にも2年連続の合格が出ました。
関関同立は70名合格と、今年は苦戦しましたが、それでも一般入試で多くの生徒が合格を勝ち取りました。
特に関西大には、パイロット推薦を含む41名が合格しています。
産近甲龍は昨年の200名超えには及びませんでしたが、193名と高水準を維持。特に近畿大は昨年の177名とほぼ同数の169名の合格者数となりました。今年も3つのコースすべてから一般入試で多数の合格が出ており、最後までチャレンジして栄冠をつかんだ生徒が多数いました。
摂神追桃は過去最高の253名、特に追手門学院大56名、摂南大学80名は、過去で最も多い合格者数となりました。
薬学部には、立命館大、近畿大、大阪医科薬科大など難関私学に合格し健闘しました。看護医療系の大学への合格者数は増加傾向にあります。
今年も卒業生たちはそれぞれの目標を持って努力し、大きな成果を上げてくれた卒業生たち。後輩たちがこの流れをさらに引き継いでくれることを期待したいと思います!

  • 国公立大学合格者数推移(のべ合格者数)
  • 首都圏難関合格者数推移(のべ合格者数)
  • 関関同立合格者数推移(のべ合格者数)
  • 産近甲龍合格者数推移(のべ合格者数)
  • 摂神追桃合格者数推移(のべ合格者数)

各コースの進路結果と特徴

文理特進Ⅰ類コース
Ⅰ類52名中、33%にあたる17名が国公立に合格。特に大阪大4名(工学部・理学部・外国語学部)の合格が出るとともに、神戸大にも1名(医学部保健学科)が合格しました!和歌山大には、今年もⅠ類から5名と多数の現役合格を勝ち取りました。さらに金沢大や徳島大、福岡県立大など合格大学も全国に及んでいます。首都圏難関に6名、および関関同立55名と、あわせて延べ61名の合格と健闘しました!
文理特進Ⅱ類コース
今年度はコース始まって以来となる、4名の国公立大学合格が出ました!(和歌山大・島根県立大・釧路公立大)関関同立には残念ながら一般入試のチャレンジで合格こそ出ませんでしたが、近畿大学44名を含む産近甲龍57名の合格を出すなど、増加傾向が続いています。また有名女子大にも11名合格と健闘しました。また追手門学院大(45名)、摂南大(薬学部を含む68名)は過去最高の合格者数となり、ほかには大和大15名なども高水準となりました。海外大学にも、台湾2名、マレーシアに進学することとなり、広く海外に目を向けた進路選択となっています。
進学コース
大学進学率が昨年よりさらに増え、過去最高の72%(昨年比8ポイント上昇)となったことが最も大きな特徴です。今年も近畿大に一般入試での合格者が出ました。摂神追桃では、桃山学院大が66名と過去最高の合格者数を記録しました。看護医療系の大学・短大・専門学校の希望は今年も多く、看護系の大学16名・短大に2名と、看護系大学の合格者数は昨年より11名増で過去最高の合格数となりました。看護専門学校にも17名が合格し、しっかりと目標を達成してくれました。併設の羽衣国際大にも特待生をはじめとして、10名が進学しました。

3年間の進路割合の推移

全体では4年制大学進学率が過去最も高く、約79%と増加しました。専門学校の割合は、今年度13%と例年より減少しましたが、看護医療系をはじめとして職業を意識した学校を選択しています。短大は年々減少しており、今年も4%になりました。幼児教育系や語学系、看護系の希望者が毎年進学しています。 また、学部別にみると、今年も経済系や情報系分野の人気が続いており、社会学や心理学などの社会系学部・学科の人気も変わらず高くなっています。 看護医療系方面の希望者も多く、昨年合格者数が急増した薬学部では今年も31名合格(昨年比8名増)と、Ⅰ類を中心に特進系クラスから難関大も含めた合格者が出ました。大学看護学部には38名と過去最高の合格者数となったことが特徴的でした。短大、専門学校にも看護系は多く、短大2名、専門学校には21名合格と、今年も多数に上りました。

3年間の進路割合の推移グラフ